敗血症性ショックの補助的薬剤と減量順序

敗血症性ショックの際に、主に循環動態の維持、改善を目的として、2020年現在は以下の3種類の薬剤が投与されることが多いと思います。

ノルアドレナリン  必要量 mcg/min
ハイドロコルチゾン 200 mg/day
バソプレシン    〜0.03 U/min

これらの薬剤の投与のタイミングや投与目的については成書、ガイドラインを参照してもらうこととして、ベッドサイドでよく質問されるのは「これらの薬剤をどのように減量していくか」という点です。

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