腎機能過剰亢進

60/40 mmHg

250/180 mmHg

これらの血圧はどちらも異常であり、数値の上昇と低下は、現場では「病的」と捉えられます。しかし、腎機能については「低下」だけが異常として広く認知されており、我々は腎機能の低下の度合いに応じて様々な薬剤の投与量を減量、あるいは投与間隔を延長します。実は冒頭の血圧の例に似て、GFRで表される腎機能が「上昇」し、正常範囲を逸脱する現象が重症患者では時々みられます。

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