情緒的交流

「情緒の交換」とは何か?それを言葉で説明するのは難しい。だが誰かと一緒にじっくり話す時間を過ごしたあと、もうその日は何も食べなくても良い、性欲の満足に耽らなくても良い、趣味の時間に浸らなくても良い、そんなふうに感じられるとき、人はその相手と情緒の交換がうまくできたと言えるのではないだろうか。例えば食事なども、会話が弾んで腹を割った話ができている時などは、意外と食事の量は少なかったりする。情緒的交流のない家族が囲む食卓は、食事の質や量でそれを補おうとする。恋人とたっぷり時間を過ごしても、その日の終わりに酒を飲まないと落ち着かない、セックスしないと気が済まない、お菓子を食べて満腹にならないと満足しないのなら、その相手とは情緒の交換が満足にできていないのかもしれない。